前回、Webライター初心者がぶち当たる壁は、コピーチェックでの一致率だと説明しました。
おそらく、Webライターのだれでもこの一致率には苦しんでおり、一致率の下げ方を知りたい方も多いでしょう。ここで時間を使うことで時間給が下がってしまい、副業ならぬ苦行になってしまいます。
今回の記事ではそんな方のために、私がWebライターを始めてから2ヶ月で身につけた「一致率の下げ方」のコツについて、解説していきます。
まず、どこが一致率を上げているか確認する
コピーチェックをした後、「一致率が高い」となった場合、何が一致率を上げているかを確認をまずはしましょう。ここでは、一番、チェックに使われている「Copy Content Detector」サイトでの方法を説明していきます。
1.「詳細表示」のボタンをクリックします。
2.「一致率判定詳細」のボタンをクリックします。
3.一致率が高くなっている該当箇所を探す
下図の通り、一致していると判定している箇所は、赤色でハッチングされて出てきます。この部分の赤色ハッチングの量を減らすことで一致率を下げることができます。つまり、一致率を下げると言うことは、赤色ハッチングしているところを変更するということです。
一致率を下げ方のコツ
それでは、一致率を下げ方の3つのコツについて、事例を踏まえて説明していきます。
コツその1:連続文字数の部分に注目し、変更する
まず、最初にやることは連続文字数の部分です。下の図の通り、一致率判定詳細の画面で一番、多く当たっている文字数が出てきます。ここが15文字以上であれば、文章をコピーしていると見られても仕方ないので、文章の構成を変えたり、単語を同義語に置き換えたりしましょう。
コツその2:本文中に繰り返し使用しており、一致していると判定されている名詞に注目
次に注目するのは、繰り返し一致していると判定している名詞です。下記の図であれば、「キーワード」が繰り返しヒットしています。この繰り返しヒットする言葉を同義語に換えたり、数を減らしたりすることで一致率を下げることができます。
ただし、記事のテーマとなっているキーワードを変えたり削除したりすることは、本来の記事を検索エンジンの上位に表示してもらうという意味から本末転倒なので、行ってはいけません。それ以外の単語で変えるようにしましょう。
また、もし一致している判定が出ている単語で同義語に置き換えられそうなものは、変えてみましょう。
同義語が思い浮かばない方は、googleを活用すると良いです。今回、繰り返し引っかかった「キーワード」を例に取ると、「キーワード 言い換え」で検索すると候補が出てきます。その中から選ぶことで効率的に同義語を探すことができます。
コツその3:一致率が高いと表示されている文章を削除する
コツ1やコツ2をやっても駄目だった場合の最終手段は、一致率が多く含まれている分をまるごと削除するです。
記事の依頼を受けたときに3000字以上などの文字数の規定があるかと思います。その文字数を十分に満足していて、1文(多くて70字程度でしょうか)を削除しても字数が足りる場合、やってみましょう。
もっと大きく一致率を下げる必要がある場合は、段落ごとをまるごと削除するというのも一つの手です。
ただし、段落や文章を削除することで、文章全体の意味が変わってしまうこともあります。そのため、削除する際は前後のつながりがおかしくないか確認しながら行わなければなりません。
まとめ
今回の記事では、コピーチェックした際に一致率が高いと判定された場合に
- 一致率の確認の仕方
- 一致率の下げ方の3つのコツ
について、解説しています。Webライターをしていて、一致率に苦しんでいる方に参考にしてもらえるとうれしいです。