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初心者Webライターが気をつけるべき提案文の書き方

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 Webビジネスを始めた方のなかには、特別な資格やプログラミングといったITスキルが不要なことから、Webライターを選んだ方も多いと思います。

 

しかし、楽にはなれるということは、競争相手が多く激しいということです。そのため、Webライター初心者の方にとって、クラウドソーシングサイトで案件をなかなか受注できない方が多いのではないでしょうか。

 

それは、案件に応募するときの提案文の書き方が悪いことが原因の可能性が高いです。案件がとれずに困っている初心者Webライター向けに、ここでは、提案文の書き方で気をつけるべきポイントを説明していきます。

初心者ライターが書く提案文面の悪い例

次の2点を書いている方は、依頼者から選ばれる可能性を自ら捨てています。自身の提案文を見直して、すぐに修正しましょう。

  • 初心者を強調
  • 定型文で応募する

 

初心者を強調

自身が初心者であることを、発注者に伝える意味はありません。初心者を強調することはやめましょう。

 

それはなぜでしょうか。以下の2つの提案文を見比べて、どちらの方に依頼したいか考えてみて下さい。

A:Webライター初心者です。それでも依頼していただけるなら、がんばります。

B:Webライターとしての経験はまだ少ないですが、○○分野は今までやってきたことなので、良い記事を書ける自信があります。ぜひ依頼して下さい。

たいていの方は、Bを選ばれたとおもいます。Aの提案文はいかにも不安げですよね。また、Webライター初心者だからきちんとした仕事できないかもと言い訳しているようにも聞こえます。そんな人には依頼するメリットは、発注者にはありません。

 

Bの提案文であれば、Webライター経験は少ないかもしれないけど、案件に詳しいそうので、依頼してみようかとなるでしょう。

 

この初心者であることを出さないことを意識するだけで、だいぶ受注率が変わります。なんだったら、Webライター初心者であることをわざわざ言及する必要はありません。

 

定型文で応募する

今まで、たくさんの案件を応募すれば依頼してもらえるだろうと思い、どの案件にも定型文で応募していませんか?それは間違いですので、やめましょう。

 

ラブレターをもらったとき、そのラブレターが他の人に送られているものと同じと分かるような文面だとしたら、心引かれませんよね。つまり、応募するときの提案文もしっかり自分の良いところのアピールと発注者に向けた言葉を入れるべきです。

 

応募するときに毎回、オリジナルの文章を書くのはたしかにしんどい作業です。しかし、実績を積むまではきちんとオリジナルな提案文を書いて応募することです。

 

提案文面の書き方の3つのポイント

f:id:torotoroupaupa:20210118175122j:plain悪い例は分かったが、ではどのような文面を書けばいいのか分からないという方もおられるでしょう。提案文面では、次の3点に気をつけて書くと良いです。

  • 挨拶・自己紹介
  • 実績アピール
  • 発注者への質問

それぞれ見ていきましょう。

 

挨拶・自己紹介

まず、当たり前ですが、「はじめまして、○○です」くらいでいいので、提案文に挨拶はきちんと書きましょう。

 

また、「はじめまして、○○です。△△の案件に興味を持ち、応募しました」というように挨拶に応募した案件名を入れるとさらに良いです。この案件名をいれるだけで、発注者側は、定型文でないと認識できます。

 

次に自己紹介です。自己紹介は長々と書く必要はなく、一言で大丈夫です。例えば、「これまでカフェ店員として働いていました」とか「野球が趣味で、小学生のときからやっていました」とかぐらいでもいいです。

 

ただし、気をつける点は、自己紹介も応募する案件の依頼内容に沿うように書くことです。野球の記事を書いて欲しいという依頼に対して、カフェ店員の話をしても効果は低いですよね。この場合は、野球の経験があったら、その話をすると良いでしょう。

 

もし、依頼内容に沿うような自己紹介できるネタがない、困ったという方もおられますよね。その場合は、バイトや会社員で納期を守ってきた実績やツイッターなどの返信が早いことでもいいんです。

 

残念ながら、Webライターのなかには、納期を守らない人や発注者からのメールに返信しない人も多くいます。「納期は守る、返信はこまめにする」ことを今までの経験とともにアピールするだけでも相手には響きます。

 

以上のように、挨拶と自己紹介を兼ねて、発注者にしっかりアピールすることがポイントです。

 

実績アピール

ここが受注するために一番の肝ですが、実績アピールをきちんと提案文に入れてください。なお、提案文に書く実績アピールには、次の二つの視点があります。二つとも含めて、書くことがベストです。

  • 案件の依頼内容に関する実績
  • Webライターとしての実績

 

案件の依頼内容に関する実績

自己紹介にも通じますが、その案件の依頼内容に関して、自身が経験や知識を持っている分野であればアピールしましょう。この実績アピールを提案文に盛り込むことで、応募内容を読んでもらったことが発注者に伝わります。さらに申し込んできた人が「専門的な知識を持っている」と感じるので、依頼しやすいです。

 

例えば、株式投資に関する依頼内容であれば、株式投資の経験年数やどんな投資方法をしているのかを書く。あるいは、転職に関する依頼であれば、今までどのような転職サイトを使ったことがあるのか、どういう転職を経験したかを書く。

 

なお、「依頼内容に関する実績なんて、ないよー」という方、ウソをついて経験があると書いても、依頼を受けた後、自身が困ってしまいます。無いなら書かなくても問題ありません。その分、次でお話しするWebライターの実績を提案文に書くと良いでしょう。

 

Webライターとしての実績

もし今まで記事を書いた経験やブログを書いているならば、Webライターとしての実績として示しましょう。これにより、発注者に応募者の実力がどのくらいかが伝わり、依頼しやすくなります。

 

もし記事を書いた経験もブログも書いていないという方がおられましたら、アピールするための「サンプル記事」を一つ書いておくことをおすすめします。サンプル記事は、3000字くらいの分量で、自身が好きな分野について書くことで、大丈夫です。

 

このサンプル記事があるなしでは、受注率が大きく変わってきます。また、受注がどうしてもできない場合は、このサンプル記事が不十分な可能性が高いです。本やネットなどで勉強してどこが悪いか調べてみましょう。発注者に何が悪かったかを聞いてみるのもありです。

 

発注者への質問

発注者の依頼内容で、分からない点があった場合、提案時に発注者に聞くことで、発注者に真剣さが伝わります。

 

例えば、いつまでが納期が書かれていない場合や月にいくつの記事を書けばいいのか書かれていない場合など、不明な点が出てきたら、チャンスです。聞いてみるようにしましょう。

 

まとめ

ここまで、初心者Webライターが気をつけるべき提案文の書き方について、紹介しました。提案文には、次の3点を充実して書くことで、オリジナルな応募文面が完成します。そのことで、発注者も依頼したくなるので、受注率があがることでしょう。

  • 挨拶・自己紹介
  • 実績アピール
  • 発注者への質問

もしそれでも受注率が上がらない場合は、Webライターとしての「実績アピール」が不十分な場合です。サンプル記事を練り直しましょう。

 

それ以外の受注率を挙げる取り組みに注意すべき点としては、下記の記事でも説明していますので、良かったら読んでみて下さい。

torotoroupaupa.hatenablog.com